こんばんは。東京のひとです。
73期秋入学の合格者が発表されつつあるようですね。
入学された方、ご入学おめでとうございます。
私は72期春(2018年4月)入学の慶應通信72期生で、
4年卒業をめざし、現在およそ50単位取得しています。
今回は、私が1年半学んで感じた「最初にやっておけば良かった」ということを3つご紹介します。
1.履修計画を「ざっくり」立てる
1-1.履修計画を立てなかった私の失敗
ガイダンスや慶友会で必ず言われるのが「履修計画を立てましょう」ということ。
履修計画とは、年間4回ある試験のうちこの試験でこの科目を取ろう、というような計画のこと。
エクセルなどで作る人が多いようで、kcc-channelでも履修計画用のエクセルシートが配布されています。
実は私、4年卒業を目指していながら、この「履修計画」をはじめ一切作りませんでした。
当時の私は
全ての試験で合格するわけではないし、取れる科目からどんどん取っていけば良いだろう
と考えていたんですね。
その結果、気づいたらレポート提出期限になっていて
最初の試験では英語2単位しか受けられず、
幸先の悪いスタートを切ることになりました。
1-2.履修計画をキッチリ立てすぎて2度目の失敗
履修計画を立てる大切さに気づいた私は、そこから科目をぎっしり詰め込んだ履修計画を立てました。
ほとんど毎回6科目受験する前提で、スクーリングも全て受講、2年目で目標100単位! と意気込んでいたのですが、
「体育理論」という科目であっさり不合格となってしまい、計画は瓦解。
現にいま、2年目の秋で50単位なのですから、いかに無謀だったかわかりますね。
1-3.三度目の正直「ざっくり履修計画」でペースを掴めた
そのような紆余曲折を経て、1年目の秋に方針を転換、
1. 4年の13回の試験で80単位取るためには、1回の試験あたり6単位と少し取っていけば良いから、落ちることも考えて1回の試験8単位を目標にする
2. 科目はとっつきやすいものからやろう。ただし必修はまず取り組もう
これだけ決めて、後は試験ごとに考えることにしました。
するとペースを掴め、コンスタントに単位を取れるようになったのです。
2.Prime Studentに登録する
慶應通信の学費は通信制大学の中 でも安い方だと思いますが、重荷になるのが「参考文献」と「スクーリング費用」
スクーリング費用は別の機会に説明するとして、本代を安くする強い味方がPrime Studentです。
Prime Studentとは、
- Amazon Primeとほとんど同じサービス(無料の翌日配送とか、Prime videoなど)を月204円で受けられる
- さらに書籍は3冊以上の購入&クーポン「STUBOOK」の入力で10%オフ
という学生限定のサービス。もちろん慶應通信も対象です
レポートごとに参考文献が必要な慶應通信では図書館やメディアセンターをフル活用するのは必須ですが、
どうしても購入したい教科書や基本書があるのも確か。
持ち込み可能な科目では教科書は絶対に必要ですしね。
Prime Studentは絶対に加入するべきです。
月204円の元は絶対に取れるし、万一あまり使わなければ最初の6ヶ月の無料期間に退会してしまいましょう。
ちなみに、慶應通信は通信制といえど「大学」なので他にも様々な学割を使えます。まとめてみたのでぜひ一度読んでみてくださいね
【2020 慶應通信】通信制大学でも使える学割制度総まとめ【随時追加】
3.勉強の習慣をつける
最後に私が何よりも大事だと感じるのが「勉強の習慣をつける」ことの大切さです。
慶應通信では、自分から積極的に勉強してレポートを出し、試験を受けるなどのアクションを起こさなければ永久に卒業できません。
誰も急かしてくれないし、「来週が提出期限だよ」と教えてもくれません。
自分でいかに勉強の習慣をつけられるか、自律的に期限を守り、自分をコントロールできるかが厳しく問われます。
ひとつ印象に残っているエピソードがあります。
私が入学前願書で何をアピールすれば良いのかわからず、入学説明会で通信事務局の方に
慶應通信が求めているのはどういう人ですか?
と聞いたところ、事務局の方は
あなただけ有利になるような情報は教えられません
と前置きしたうえで
毎年書式を守らず不合格となる方が何十名といらっしゃいます。期限に遅れて不合格となる方もいます。入学後も、書式や手続き、期限を守れるかは非常に重視しています。そういったことは全ての基本だからです
と仰っていました。
学問の内容や、科目ごとの出来不出来はともかく、慶應通信が「自分で何が必要か判断し、自分を律することができる」ことを求めているのは間違いなさそうです。
私は最初の段階で勉強から遠ざかってしまったので、ぜひ皆さんには勉強を習慣化し、早いうちからペースを掴んで欲しいと思います。
このブログでも慶應通信生みんなのためになりそうな内容はなるべく載せていきますので、一緒に卒業目指して頑張っていきましょう。
他にも慶應通信に関する記事を書いていますので、ぜひ見てみてくださいね。