東京の井戸

慶應通信で学ぶ20歳の、学びと読書の記録。

鬼怒川で紅葉の代わりに「イノベーションのジレンマ」を見た

去年鬼怒川に行った話をします。私が見たものは…?

今週のお題「紅葉」

 

 

 

紅葉は散り、街も散り際だった

去年の11月中旬、ふと紅葉が見たくなり、鬼怒川に行ってきました。

なんで19歳なのに鬼怒川なんて渋いチョイスなんでしょうね。よく覚えてません。

 

で、着いたらこんな感じでした。

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ほぼ散ってました。

 

で、鬼怒川という街はどうかというと、場所にもよりますけど、

駅から少し離れると、廃墟、廃墟、8割くらいのビルが廃墟

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こちらもほぼ散ってました。

 

紅葉で情趣ある休日を過ごすはずが…

 

ああ、イノベーションのジレンマだなあ

 

と、情趣ある休日を過ごすことになりました。

 

1分でわかるイノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマとは、

「既存の市場で支配的であるがゆえに破壊的なイノベーションを起こせなくなること」

です。

よくわかりませんね。

 

例えば世界的に有名なハンバーガーチェーンがあるとします。

このチェーンはハンバーガー市場で支配力を持っているので、

競合他社よりハンバーガーを安く、たくさん作ることができます。

そして得た利益はハンバーガーをさらに改良するために使われます。

 

ここでもし、日本のベンチャーが

1粒でハンバーガーと同じカロリーを、美味しく摂取できるヤバい錠剤

を開発したとします。

 

某チェーンはたちまち潰れてしまうでしょう。

 

ん?そのチェーンが錠剤も作ればいいじゃん?って思いますよね。

それが、できないんです。

そのチェーンではこれまでハンバーガーを作ることに投資し続けてきたし、

育った社員はみんなハンバーガーを作る達人とか、店舗経営のプロだし、

何よりこれまでのお客さんが望んでいるのはハンバーガーだから。

 

常連さんの意見を取り入れるのは良い商売ですよね?

良い商売を続けた結果、破壊的イノベーションに倒されてしまう、

というのがイノベーションのジレンマなのです。

 

鬼怒川温泉の場合、宴会場や大浴場など、バブルまでの団体旅行中心の旅館設計から

個人客中心の設計に脱皮できなかったことで

ほかの観光地との競争に敗れた、というのが有力な見方です。

鬼怒川にも良い旅館はいっぱいあるんですけどね。。

 

人にもジレンマはあるのでは?

最近、人にも似たようなジレンマがあるのでは?とよく考えています。

人に関する似たようなジレンマは生存バイアスと呼ばれています。

 

例えばメジャーリーガーが

「1日100回素振りしましたね」

と言ったら、何となく1日100回素振りしたから上手くなれたんじゃないかな、と思いますよね

でも実際は、そのくらい努力したけど芽が出なかった膨大な人が影にいるわけです。

 

それに、例えば私が

「通信制の大学にして本当に良かった!」

と言っていたら、それは

「通信課程の大学に通っていた人生と通学課程の大学に通っていた人生を比較して前者の方が良かった」

という意味ではないですよね

 

往々にして、「先輩たちのインタビュー」みたいなものでは生き残った人たちの声しか聞こえないものです。

その辺を割り引いて考えられるようになりたいものです。

 

参考にした媒体

なぜ廃墟に?鬼怒川に残る温泉ホテルの廃墟群と写真達 | スパイシービュー

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