哲学に関する科目は、論理学、西洋哲学史I、西洋哲学史II、科学哲学があります。哲学は得意、不得意がはっきり分かれる分野です。哲学に苦手意識を持つ人でも、楽しく単位を学ぶ方法をまとめました。
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哲学は難しくない!苦手意識を払拭して楽しく学ぼう!
哲学は時代を経ても色褪せない、常に新しい学問
私も哲学には苦手意識を抱いてました。大学で哲学を専攻していた幼馴染がいつも気難しい話ばかりしていて、難解な学問だという印象が強かったからです。慶應通信で学ぶ前の私は、決して哲学が好きではありませんでした。
しかし、ある人の言葉で苦手意識がなくなり、哲学関連の科目はレポートも科目試験もほぼ1回で合格することが出来ました。
哲学って、色褪せることのない、常に新しい学問なんだよ
例えば、1873年生まれのエジソンが現代にやってきたら、科学技術の進歩の凄まじさに驚くよね。最先端の技術者達の話についていけないかもしれない。でも、紀元前384年生まれのアリストテレスがやってきて「人間の本質や万物の起源について議論しようよ!」と言ったら「うーん。知性だと思うよ」「いや、それは違う」きっと議論出来るよね
哲学者の思想や概念は一見難解で敬遠したくなりますが、2000年以上の歳月を経ても色褪せることなく現代に生きているなんて素晴らしい。もっと知りたい。私の哲学への苦手意識はこうして払拭されました。
哲学は抽象的な概念ではなく生きる力を育む言葉のギフト
『友達がたくさんいるというのは、友達が全然いないことである』
『哲学者たちの言葉ー心を整え人生を豊かにする』p.176アリストテレス
この一言で、アリストテレスが大好きになり、難解な論理学のレポートや西洋哲学史1の科目試験も楽しんで取り組むことが出来ました。
『我が行いを見習えと、誰にでも言い得るよう行動せよ』
『哲学者たちの言葉ー心を整え人生を豊かにする』p.84カント
カントの格言は不思議と私に馴染みました。母の口癖にどこか似ていたからです。思想や概念に共感する部分が多く、西洋哲学史2はカントを中心に楽しく学ぶことが出来ました。
自分の感性に合う哲学者達の言葉を見つけることで、哲学を身近に感じられます。その後、歴史のながれを押さえながら哲学史を学ぶことで、理解が深まるでしょう。
概要が理解出来たら、これと思った本物の哲学書を邦訳でいいので何度も読みましょう。私はカントの「純粋理性批判」が好きで何回も読みました。
おわりに
哲学はいっけん難解な学問ですが、実は私たちの暮らしに密接したものです。
友達との約束を守るか守らないか、正義に反する上司の言葉に従うかあらがうか、いま何をするか。
哲学は多くの場面で考える示唆を与えてくれます。楽しんで学びたいものですね。
以上、哲学は難しくない!苦手意識を払拭して楽しく学ぼうでした。
それぞれの科目については追って記事にしますのでご覧ください。