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人生に即戦力!『まんがで読破』で即席の教養を身につけるオススメ3冊

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こんにちは、東京のひとです。

突然ですが教養、ありますか?

最近電車でこんな本を目にしました。きっと流行っているんでしょうね。教養。

 

教養の最たるものが古典です。今日は

教養をつけたい。時間はない。

という方に、最速で古典に触れる方法をご紹介します。

Caution!    

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『まんがで読破』は認知負荷なく教養に触れる最高のメディア

さて、今日私がオススメするのは『まんがで読破』シリーズです。

『まんがで読破』は世界の古典を読みやすく薄いマンガに再編集したシリーズで、

シリーズ全体でかなりのベストセラーになっています。

この表紙を見たことがある方も多いんじゃないでしょうか。

人間には直感的に「読みやすそう」「読みにくそう」を判定して、1日の限られた知的エネルギーを使うか否か決めるシステムがそなわっています。

ただでさえギリギリの知的エネルギーで日々すごしているのに、明らかに膨大な知的エネルギーを消費しそう(実際消費する)なので、古典は敬遠されるのですね。

マンガというメディアはこの認知負荷が大幅に小さいため、平日会社に行く前や、脳を休ませたい休日、帰りの電車ですら、楽に読み進めることができます。文庫サイズなので持ちやすいですしね。

認知負荷について詳しく知りたい方は以下の本がオススメです。こちらはマンガではありませんが、例が豊富でレイアウトも工夫されているので認知負荷を小さく認知負荷について学べます。

『まんがで読破』はKindleで買うのがだんぜんお得

そんな『まんがで読破』シリーズですが、このようにKindleがたいへんお得な価格設定になっています。これは先ほどあげた『史記』の価格です。半額以下ですね。

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なぜこの価格差なのかわかりませんが、Kindleで買うのが明らかにお得です。というか、紙で買うのは損した気になります。Kindleの値引きに関してはこちらの記事も読んでみてくださいね。

【2018】紙の本は損?紙派の私がKindleを買ったたった1つの理由【値引率公開】 - 東京の井戸

 

『まんがで読破』のオススメ3冊

さて、では『まんがで読破』を20冊以上読んだ私が厳選した3冊をご紹介します。

書かれた背景重視!アドルフ・ヒトラー『我が闘争』

最初から危ないのを紹介してしまいます。ヒトラーの『我が闘争』です。

このシリーズの特徴なのですが、あらすじや内容だけではなく古典の書かれた時代背景や著者の半生もとりあげます。

その中で『我が闘争』は特に、ヒトラーの幼少期からユダヤ人を憎む歪んだ価値観をかためていくまでの過程が描かれているので非常に読みやすいです。とくにミュンヘン一揆の描写はかなり面白く、もし成功していたら…と考えずにはいられません。ミュンヘン一揆が成功していたらこの本は無いんですけどね。*1

日常へのとり入れ方
(女性とのデートの席で)「ヒトラーって実は画家志望だったんだよね」
(企画会議の席で)「このプロジェクトはミュンヘン一揆のような結末になる可能性がありますね」

日常にとり入れやすい!デカルト『方法序説』

2冊目は近代哲学の父といわれるデカルトの『方法序説』です。真理を探求する方法が書かれた名著ですね。

実は『方法序説』は個人的に思い出がある本です。大学受験時代に数学の先生に「難問は細かく分割してみればひとつひとつは易しい問題ですよ」といわれ、この本を紹介されたのです。私は大学に入ったら読もうと決意しました。結局マンガしか読んでいませんが(その先生は原典を読んでいたと信じたいものです)。

こちらもデカルトが『方法序説』を書くに至った経緯が記されており、非常にためになります。『我が闘争』とは違い、登場人物が本の内容をくわしく解説するという形式になっていますが、格率などを説明するには仕方ないでしょうね。

「買い物」や「道に迷う」など日常にとり入れることを主眼においた挿絵が随所にみられます。デカルトの理性への信頼と真理への姿勢はまねできるものではありませんが、デカルトの方法をとり入れることはできます。

日常へのとり入れ方
(恋人と喧嘩したときに)「真理にたどり着くために、問題を細かく分割してみよう」
(企画会議の席で)「そのような議論はデカルトのいう第二の格率に反していますよ」

司馬遷『史記』

司馬遷の史記は中国の戦国の君主たちについて書かれていて、本来は物語のように面白く読める本です。ただ、漢文を現代語訳しただけの文章はわかりにくいので読みづらいです。その点、最もまんが化に適しているといえます。

本書は史記から様々なエピソードを抜粋しているので、よい君主、よい家臣を中心に考える材料が豊富に取り揃えられています。

歴史のドラマは面白く、ついつい読み続けてしまいます。 

日常へのとり入れ方
(女性を褒めるときに)「君は妲己のような人だね」
(人事について意見を聞かれたら)「小白が管仲を登用したように、彼を引き抜くことは我が社にとって重要です」

まとめ

いかがでしたでしょうか。「いずれ読もう」と思ったままズルズル古典に触れずに来てしまった…という方は私含め少なくないと思います。

このまま先延ばしにするくらいなら、まずまんがでエッセンスをつまみ食いしてみませんか?

以上、人生に即戦力!『まんがで読破』で即席の教養を身につけるオススメ3冊でした。

このシリーズは他にも色々あります。見てみてくださいね。

*1:『我が闘争』はミュンヘン一揆の服役中に書かれました。