東京の井戸

慶應通信で学ぶ20歳の、学びと読書の記録。

【慶應通信】知識ゼロから「英語2」に1発合格するロードマップ

こんにちは。東京のひとです。

慶應通信において、英語で単位をとることはとても重要です。

英語を必修外国語にすると、英語の進捗はそのまま卒業のタイミングにも関わってきます。その中で最も癖がなく取りやすいのが「英語Ⅱ」です。

今回は英語学習歴8年の筆者が「中学生の自分にやらせたい!」英語のゼロからの学び方を提案します。

なおこの記事はあくまで「慶應通信の英語」の単位をとることを目指している記事です。共通するところはもちろんありますが、ゴールは英語の実力をつけたい、アメリカ人と楽しく話したい、といったことではありませんのでご了承ください。

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英語=4つの技能+2つの知識

英語の4つの技能のうち、慶應通信は「読む」「書く」だけ

そもそも、英語は言語です。

言語には基本となる4技能、すなわち「読む力」「書く力」「聴く力」「話す力」があります。いわゆる「英語4技能」と言われるやつですね。

慶應通信に限って言えば、圧倒的に「読む力」にフォーカスしていると言えます。

2年次に配本される英語Ⅲと英語Ⅶはほぼ読む力のみを聞きますし、1年次の英語Ⅰと英語Ⅱは後述する「読む力の基礎」を試していると言えます。スクーリングではライティングのクラスもありますので、慶應通信に限って言えば、英語は「読む力」「書く力」に絞って学べばいいことがわかります。

4技能を支える2つの知識

さて、英語の4つの技能全ての基礎になるのが2つの知識です。

2つの知識とは、

  1. 単語の知識:単語を見て意味が瞬間でわかる知識
  2. 文法の知識:単語の連なりである文を見て、その構造がわかる知識

の2つです。単語にはもちろん、独特の使われ方である「語法」も含みます(これらを分ける意味はありません)。

ネイティブの話者は2つの知識を感覚的に体得しているので、これらをほとんど意識することはありません。しかし私たち日本人は母語が日本語なので、感覚的に体得した言語が日本語です。したがって、単語の知識と文法の知識のインストールがまずもって必要です。英語を読んだり、書いたりするのはその後です。

 

慶應通信に必要な「単語の知識」「文法の知識」を最速でインストールする方法

慶應通信において、文法の知識を学ぶのは「英語Ⅰ」です。英語Ⅰの教科書はそれ自体が文法書のような構成なので、高校時代に文法用語(「仮定法過去完了」「副詞句」「連鎖関係代名詞節」など)でみっちり英語をやった方は、いきなり英語Ⅰに取りかかれる可能性はあります。

しかし、中高と英語をみっちり勉強し、受験勉強までした私でも英語Ⅰの教科書学習はかなり骨が折れました。ましてや英語にブランクがある方などは、目次で拒否反応を起こしてしまうこともあるでしょう。教科書でいきなり「文法の知識」を身に付けるのは困難だと思います。

 

文法の知識を入れるのにおすすめの書籍2冊

そこで私は高校生時代に使っていた「英文法forest」を引っ張ってきて使いました。(今は「evergreen」という名前になったようです)

この本は色やイラストで認知負荷を少なくしつつ、しっかりと高校までの文法事項を抑えていてオススメです。説明も無駄に難しいことばを使わず平易です。

文法用語にアレルギーがある人は「1億人の英文法」がオススメです。高校時代は熱心なファンがいましたし、慶應通信の知人も使っています。

この本の特徴は文法用語をいっさい使わず、イラストなどを多く取り入れ、視覚的にイメージしやすく英語の構造を教えてくれるところです。

ただし慶應通信の「英語Ⅰ」では文法用語の理解も求められるので、1億人の英文法を使う場合は試験前にしっかり文法用語との対応関係を確認しましょう。個人的には、英語にブランクがある場合この本でしっかり「わかる」感覚を掴むのは決して遠回りではないと思います。

これらの書籍は「時間をかけずに1周」多くても「2周」で十分です。それも隅から隅まで覚える必要はなく「こういうことを言うときにこういう文法を使うんだな。ふんふん」程度の軽い読み方で十分です。理由は後述します。

単語の知識は教科書でOK

慶應通信の「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」で単語帳を使う必要はありません

試験やレポートでは教科書にない難解な単語は出てこないからです。仮に出てきたとしても、先述の文法書で例文として取り上げられているような、基本的な単語でしょう。

よって、日本語と英語の意味を1対1対応で覚えるような「単語帳」を使うのは遠回りです。文法の学習が終わったら教科書にうつりましょう。

どうしても単語帳を使ってボキャブラリーを増やしたい場合は「文で覚える」という勉強法が良いです。

一般的な単語帳で単語と意味を覚えるだけでは、不自然な言い回しや一緒に使われる前置詞、いわゆる語法など、別で覚えなければならない情報が多く効率が下がります。

文で覚えるとそういった情報をまとめてインストールできるので、圧倒的に短時間で多くの単語を「使える」ようになります。

最も有名な「文で覚える」単語帳はDUO3.0ですね。受験生時代は500を超す例文を暗唱していました。英作文などで少し言い回しを変えるだけで使えるので、とても重宝しました。気になる方は見てみてください。

いよいよ教科書!最も効率の良い学び方

さて、ここまでで「文法書をなんとなく読んだ」状態だと思います。

未開の森林に獣道が引かれたわけです。そこで教科書を使ってがんがん舗装します。

【英語Ⅱ】教科書は「問題ファースト」で読む

といっても、教科書を最初から読むのではなく、各章の末尾にある「練習問題」から読みます。そして、いきなり解きます

壊滅する問題もあれば、いきなりそこそこ取れてしまう問題もあると思います。

出来不出来を気にせずその章や文法書の該当の場所を確認し、間違いを直します。

そして、ここからが最も重要なことなのですが、間違いを直したらそれ以上何もしません。今日はもう寝るか、もっとやりたかったら次の章以降で同じことを繰り返しましょう。

英語などの語学を短期間で習得することはきわめて困難です。間違いがわかっただけでよしとして、次の日に投げましょう

もっとやりたいな

基本的に間違い直しをしたらその日は終わりだよ。時間があったら先の章をやろう。

さて、次の日も同じことをします。前の日に解いた問題を解き、間違い直しをします。

前の日にやった全ての章をもう一度解き、間違い直しをしましょう。もし時間が余っていたら先の章に進みましょう。

基本的にこの繰り返しで実力はつきます。90%以上正解した章は以後やらなくて大丈夫です。多くの章が3日か4日程度で90%にたどり着けるはずです。

リスニングを含め、全ての章で90%の正答率になったらレポートをやりましょう。レポートは何を見てもいいので、全て正答だ!と思える答案を出しましょう。このとき、1回実力で解いてみて不合格の問題を写しておくと試験対策に使えますよ。

試験前はレポート課題を含めて練習問題を回します。1回90%を達成した問題なので解けて自信になりますし、数少ない不正解の問題だけを重点的に学習できます。

 

語学はエビング=ハウスの忘却曲線を意識し、繰り返し学習する

この学習方法は「エビング=ハウスの忘却曲線」を意識した学習法です。

エビング=ハウスの忘却曲線とは、記憶の節約率(楽に記憶することができる割合)が1日でおよそ60%に、6日でおよそ40%になるという傾向のこと。時間が経つにつれて記憶を定着させるにはより長い時間がかかることを示した。

簡単に言うと「1週間で70単語を覚える」という課題が出た場合、「毎日10単語をしっかり覚える」よりも「毎日70単語を短時間で覚える」方が記憶の定着が良いという理論です。

同じ単語に7回触れることになるから定着しやすいんだね

直感的にも合っているね

記憶が大切な語学学習では、エビング=ハウスの忘却曲線を意識した学び方をすることが大切です。

さらに上の方法では問題から学習のサイクルをスタートすることで、ゴールとゴールまでの達成度を見やすくしました。

 

おわりに

このブログを最初にはじめたとき言及したように、学習の成果は

努力の量×方向性

で決まります。

努力はベクトル量である -『硫黄島からの手紙』 - 東京の井戸

慶應通信で鬼門の英語こそ、効率よくサクッと突破したいものですね。

以上、英語の知識ゼロから「英語Ⅱ」に合格するロードマップでした。

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